そして、はじめまして

このたびは、私のブログ「ひらくの社労士合格塾」に興味をもっていただき、ありがとうございます。
このブログでは、社会保険労務士試験の受験勉強方法を中心に、受験勉強で大事なことや心得などについて、時間を見つけて、書いていきたいと思います。
タイトルは「ひらくの社労士合格塾」ですが、現在、塾をひらいているわけではありません。だだ、今後、できたらとは思っています。
現在、私は、10年目(受験日の平成28年8月28日のときは9年目)の弁護士ですが、
このたび、第48回(平成28年度)社会保険労務士試験(以下「社労士試験」といいます。)に合格することができました。幸いなことに1発合格です。
(ネットで合格を知ったときは、久しぶりに興奮しました

確かに、弁護士登録していると、社労士試験を受験、合格しなくても、
社労士として登録させていただくことはできますので、弁護士が合格するのはあたりまえだ

と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トンデモありません。
弁護士でも、しっかり勉強しなければ、まず、社労士試験に合格することはできないと思います。
現に、私は、直前のTACの全国中間模試(6月実施)と全国公開模試(7月実施)で、A判定からF判定があるうち、2回ともC判定でした。
TACの模試では、
A判定…合格圏内です。但し油断大敵。より完成度を高めましょう。
B判定…ほぼ合格圏内です。気を抜かずに更なる努力をつづけましょう。
C判定…合格圏内までもう一歩です。弱点を克服しましょう。
D判定…まだ時間はあります。今後の努力次第です。
E判定…より一層の努力を要します。基本事項の再確認をしてください。
F判定…未解答科目があるため、総合判定不能。
という評価です。
ちなみに、私の点数は、中間模試(選択28点、択一40点)、公開模試(選択31点、択一41点)でした。
ところが、8月の本試験では、急激に実力が上がったらしく、
選択式31点、択一式50点で合格です。
ただ、選択式の労一は2点しかとれず、救済されています。ホント、助かりました。
それにしても、このところの社労士試験は、厳しいですよね。
合格率は、平成28年が4.4%、平成27年が2.6%。
私は、平成17年、まだ、法科大学院(ロースクール)卒業生を対象とした試験が始まる前の司法試験(旧司法試験)に合格していますが、法務省のホームページによると、出願者数4万5885人、受験者数3万9415人 合格者数1464人で、合格率3.71%でしたから、
今の社労士試験、合格率は、旧司法試験なみに厳しいんです。
旧司法試験は、択一式試験(5月実施)、論文式試験(7月実施)、口述式試験(10月実施)の3つの試験に合格すると最終合格になります。
択一式試験は、試験時間3時間30分で60問を解くもので、択一式試験の試験時間は、偶然にも同じです。また、旧司法試験には、平成17年当時、すでに、組み合わせ問題や個数問題がありました。
私は、今回、社労士試験を受験してみて、なにやら、かつての旧司法試験の傾向と似たにおいを感じました。
そこで、今、社労士試験合格を目指している方々の参考になればと思い、今後、私が司法試験の受験勉強や弁護士実務で学んだことにふれながら、社労士試験の受験勉強について、書いていきたい思います。
私の社労士試験の受験動機などは、後回しにして、次回から、具体的な中身に入っていきたいと思います。
では、また。