2018年05月29日

模試は受けるべき


皆さん、こんにちは。

5月も終わりに近づきました。

来月からは全国模試が始まりますね。

このブログでも書きましたが、私は、社労士受験生時代、TACの全国模試を受けています。
6月の全国中間模試と7月の全国公開模試です。

受験生の多くが、模試を受けると思うのですが、
そもそも、模試を受ける目的は、何でしょうか?

私は、3つあると考えています。
@現状を知り、課題を見つける
A予想問題を解き、他の受験生に差をつけられないようにする
B本試験のためのシミュレーション
です。

全国模試での成績は、最初のブログ(「はじめまして!ようこそ、ひらくの社労士合格塾へ」)で書いたとおりですが、良い成績をとることが模試の目的ではありません。もちろんよい成績がとれれば嬉しいし自信にはなりますが。

以下、具体的にみていきます。

@現状を知り、課題を見つける
まず、模試を受験することで、自分の現状を知り、自分の課題を見つけることができます。
これは、今年受験するか否かに関係なく受験生共通の目的でしょう。

他の受験生がどのくらいできるか分かるので、合格までの距離もだいたい分かります。
今年本試験を受験するかの判断材料にもなりますね。

目的Aと目的Bは、今年受験すると決めている方にとって重要です。

A予想問題を解き、他の受験生に差をつけられないようにする
模試は、どの予備校も本試験の予想問題をだしてきます。
そして、毎年、一定程度、予想があたります。そこで、他の受験生が解けて、自分が解けない問題を減らすために受験します。

直前にやった問題は記憶に残っているので、模試をしっかり復習した受験生は予想があたれば、確実に得点してきますから、自分も得点できないと簡単に差をつけられます。それを防ぐのです。
ですから、模試は受験生が多いのを選ぶべきです。

私がTACの模試を選んだのは、パンフレットで「圧倒的な受験者数!」、「全国最大級」と宣伝されていたからです。

B本試験のためのシミュレーション
模試を受験することで、本試験のためのシミュレーションを行うことができます。
問題を解く順番はどうするかなどですね。
これについては、次回か次々回で詳しく書きたいと思います。

本試験のためのシミュレーションを行うという目的がある以上、模試は、会場受験にすべきです。
会場受験と在宅受験とでは、シミュレーションできることに大きな差がありますし、
なにより、在宅受験では試験会場の緊張感や雰囲気を味わうことはできません。

模試には、この3つの目的がある以上、たくさん受けた方がよいと思いがちです。
確かに、予想問題をたくさん解くことはできますし、シミュレーションも何回もできますからね。

でも、そう単純ではありません。

私は、司法試験受験生時代そのことを身をもって体験しています。
そこで、次回は、私の体験談を書きたいと思います。

では、また。

posted by ヒラク総合法律事務所 at 15:17| ひらくの社労士合格塾